2012年7月11日水曜日

出塩文殊堂 あじさい参道

2週間前のあじさい祭りが始まった日に行ったときはまだほとんど咲いていなかったのですが、ニュースで見頃になってきたと言っていたので再度見に行ってみました。

見頃とは行っても最高の状態から比べれば、なんとか観賞に耐えるレベルでした。
今年は雨が少ないですからね。あす以降雨が降るようなのでこれから見に行こうと思っている人はもう少ししてから行った方がいいです。












2012年7月10日火曜日

秋田旅行 #2

尾去沢鉱山の次は隣の小坂町にある「小坂鉱山事務所」
また鉱山関係ですが、ここはその鉱山会社の事務所だった建物で近年になって町が引き取ってリノベーションされた建物です。明治時代の建物だそうで、文化財になっています。

平成9年まで現役の事務所だったそうで、改装間もないので大変綺麗でした。

 外国に来ているかのような気分になります。建物周辺も整備されていて、とにかく素晴らしい。

ここでのメインイベントは「モダン衣装室」です。
様々なドレスが約100着ほどあり、自由に何着でも着て館内で写真を撮れるというアトラクションです。(着替えは係員が手伝ってくれますが写真は自分たちで撮影。料金は700円で時間は30分)

結婚式の時など何万も払って写真を取るのがバカらしく思いました。
衣装や小物も本格的だし、建物も素晴らしいのでカメラマン(とモデル)次第でフォトジェニックな画がわずか700円で撮れるのです。カメラ好きには絶対外せないポイントです。
(無論たくさん撮影してきました)




 隣には鉱山会社の娯楽施設として建てられたという日本最古の歌舞伎の劇場が。
この日はちょうど舞台のある日だったようで大変な人出でした。
あとで新聞で知ったのですが、人間国宝の歌舞伎俳優が登場していたそう。
 小坂鉱山事務所から程近いところにある「七滝」
道の駅のすぐ向かいにありました。

2週続けての十和田湖。山の上のほうはガスがかかっていました。

この後は大湯温泉の旅館「ホテル鹿角」へチェックインして1日目終了
ホテル鹿角は2度目。前回は新潟港から秋田港までフェリーで来てやってきたんだったなあ。

2012年7月9日月曜日

秋田旅行 #1

7月7~8日と秋田の鹿角方面へ小旅行へ行ってきました。
梅雨真っただ中というのに今年は完全な空梅雨。晴天のもと計画通りの行動が出来てよかったです。

7日、朝9時に出発し高速道路で一路鹿角八幡平へ。
第一目的地「尾去沢鉱山」

鉱山としてはすでに閉山しているのですが、一部の坑道が見学できるようになっていて様々な資料などが展示されています。
国内最大規模の鉱山だったそうで最盛期には地元の町にはたいへんな潤いをもたらし、当時は様々な娯楽・商業施設があり、一般家庭の電器製品普及率も東北一だったそうだ。
現在は鉱毒の中和施設だけが稼働しているようでした。

精錬所跡
 地上施設は大きな煙突やコンクリートで出来た建屋の骨組みだけが残っていてまさしく産業遺跡といった風景でした。

 入場料は1000円ですが、行く途中にある道の駅で割引券を入手していたため800円でした。

観光坑道の入口
 過去にも佐渡金山をはじめ何箇所かの鉱山跡を見学したことがあるのですが、
ここの鉱山の見学コースは過去のどこよりも長くて見応え抜群である。

昭和になってからの近代的な工法での作業の様子から江戸時代の作業のようすまで説明されていました。ちなみに佐渡金山は近代エリアと大昔のエリアで別料金であった。

坑内には神社も。

お決まりパターンですが、日本酒を寝かせるために利用しているスペースもありました。

観光坑道としてはかなりの長さなので仮設トイレもありました。

坑内の事務所の様子を再現してあるコーナー。

「やらないか」

「金どころかスズすらでねぇ」
「東の方に掘ったらどうかな」
「あっちは昔の穴だらけだ」

「パズー、お前やれ」「下の連中を待たせるんじゃねぇ」
 縦坑を行き来するエレベータ。指定の場所でピッタリ止めるのも高度な操作が必要だったそうだ。
火薬庫


坑道全体を立体的に示した模型。
見学コースは1.8kmですがこの模型の極極一部です。
こんな毛細血管のように坑道があるなんて想像を絶します。

資料館にて。
様々なケーブルの見本。
私はこういうサンプルをじっくり眺めるのがとてつもなく好きなのだ。



こうして尾去沢鉱山の見学は終了。
比較するのもなんですが佐渡金山の見学コースより面白い!来てよかった。