2014年12月25日木曜日

バブルラジカセ

何気にググっていて知ったのですが、バブル時代にあったラジカセで高性能・多機能な大型ラジカセをバブルラジカセというそうで、略して「バブカセ」と呼ばれているそうです。

もっとも、今はラジカセという言葉ですら現在のガキどもにも通用するのか怪しいところですが。

サイトを見ると、そんなバブカセを今でも大事にしている人はもちろん、中古で購入して収集するコアなファンもいるとのことです。

私も今でもバブカセを現役で使用している一人であります。

ビクター RC-X750

1990年の製品。もう四半世紀もたっているのですね。
このモデルは当時のビクターラジカセ・フラッグシップモデルです。

上にあるボリュームつまみもモーター内蔵でリモコンや本体のボタンで電動で動きます。
同時期に存在していたパナソニックのバブカセは「電動コブラトップ」というギミックが自慢で、本体天井面の操作盤が電動で起き上がるというなんともモノ好き心をくすぐる機能でした。

それにしても当時の日本製品は今と比べて素晴らしく高品質でありました。
このラジカセも無論日本製。
プラスチックの筐体も大変高品質だし、カセットの蓋部分などの構造も頑丈かつ高品質。またビクターのテープデッキは巻き戻しやオートリバースの作動音がとても静かでスムーズ。いまどきこんなの無いと思います。スピーカーは3ウエイX2と1ウーハー。音の鳴りもとにかく良い!

今現在売られているこういう製品は「ずべて中国製」でコストダウンのためにとにかくすべてが安っぽい。バブカセのような日本製らしい「しっかりした製品」はもう存在しないというのが悲しいですね。

家電でも衣料品でも、品質は悪くても安いものを求めすぎて、それに慣れてしまった日本人がまったく情けなく思ってしまいます。

家にある一番古いラジカセは上に書いたとおりのものなのですが、バブカセ以前の私が小学生のころ学校にあったような、銀色のこういうラジカセも良いよなぁ~!!!!!!!