2013年5月27日月曜日

WAVE125i HELM-IN ギアポジションセンサー磨耗

ギアポジションインジケーターの3速のランプが点かないことに気がついた。

ネットで調べるとやはりタイカブ系のバイクには少なからず発生しているようでした。
もっとも、ギアポジションインジケーターがあるのはタイカブ系だけですけどね。


早速ネットの情報を参考にして、ギアポジションのセンサーをチェックしてみることにしました。


センサーは、写真中央上にある、リード線が出ているパーツである。


開けてみると、ネットで見たほかの人たちの状態と同じく、劣化したグリスでドロドロになっていた。



エンジン側の状態。
このあと、とりあえずウエスで綺麗に拭き取った。

センサーの接点の様子。3速を中心に2速の半分・4速の半分の部分が腐食していた。
特に3速部分は腐食が進み、接点の金属がほとんど無いような状態であった。

思うに、この3速の位置が取り付けたときに真下の位置になるために、劣化したグリス・水分などが溜まって酸化してしまったのだと思う。

接点を掃除して組み直し、テストしてみたが残念ながら3速のランプが点くことは無かった。

明らかに故障しやすい部分なのだと思います。日本で売るバイクにギアポジションインジケーターが無いのも、つまらない故障が頻発して神経質な日本人に不満を与えるより、元々付けないという事なのでしょう。

WAVEをはじめタイカブ系のバイクを持っている人は、新車から1年にならなくてもチェックすることをおすすめしたい。

修理
腐った3速部分の接点を棒ヤスリの先ですべて取り去り、根っこ部分の端子を出す。
そこにハンダを盛ってから、ヤスリで平に均しました。
最後に耐水グリスを塗って元の状態に組み付け。

修理はうまくいって、3速のランプも明々と灯りました。
ハンダの耐久性が不安ですが、また点灯しなくなったらハンダで治せばOKかと思います。